給与が減給になったのに、残業代が上がったのはなぜ?(解答編)

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さて、前回の記事では、減給になったにもかかわらず、残業代(残業時の時給)が増えたことについて書きました。
給与が減給になったのに、残業代が上がったのはなぜ?
今回はその解答編です。

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残業時に時給が上がるケースを考察してみる

それでは、残業時の時給が上がるケースについて考えてみましょう。まず、一つ考えられるのは、残業時の割増率が増える事です。通常の1.25倍が1.35倍になれば、残業代が増えます。

しかし、法定以上の割増率を設定する会社は少ないと思います。何よりこれでは前回記事中に答えを書いている事になるので、もちろん違います。

次に考えられるのは、通常時の時給が上がるケースです。時給が上がれば、自動的に残業時の時給もあがります。問題は給与が減っているのに時給が上がる事があるのか?という点に絞られます。

では、ここで時給の算出方法について考えてみましょう。どうやって時給を算出するのか?

時給の算出方法

一般的に時給は(給与÷平均月間労働時間)で算出する事が可能かと思います。という事は、分母である平均月間労働時間が減れば時給が上がる事が分かります。

では、平均月間労働時間が減るのはどういう条件でしょうか?年間の稼動日が減ればよい訳です。ただし、普通の会社では稼動日よりも休日数をアピールしますよね。

そうなのです。弊社では今年、休日数が1日増えました。よって引き算により稼動日が1日減った事になります。

しかし、稼動日が一日減っただけでは、まだ足りません。もう一つ理由がありました。2016年はオリンピックイヤーであり、うるう年なのです。

どういう事かというと、今年はうるう年である為、2月が1日多かった。つまり稼動日が1日多かった。しかし、2月は2015年度に含まれます。その為、2015年度は稼動日が普段の年度より1日多く、時給が下がる方向になっていました。

ところが2015年度は昇給があった為、私の給与は上がりました。その為、時給が下がる方向の力が働いている事に気がついていませんでした。(稼動日増よりも昇給の影響が大きく、実際の時給も上がっていた)

この結果、うるう年→普通の年で稼動日が1日減。休日増で稼動日が1日減。前年度に比べて合計2日間の稼動日が減る事になりました。よって分母が減った事により、減給になっても残業代が増える事になりました。

正解者は?

Twitterでは安房氏(@an_bow)がこの分母について言及され、さすがだと感じました。考え方自体は正解です。

ただ、私としては、ちょうどオリンピックが開催される時期であった為、オリンピック→うるう年と連想してもらえるとよかったかなーという思いでした。

なお以上の解答は私が給料明細と電卓を片手に考察したものです。実際の所、弊社では時給の計算式やどの手当まで時給に関係するか公表されていません。ただ、計算の結果、一円単位まで合致しているので、ほぼ間違いなさそうです。

余談ですが…

一般的に私のように、ここまで細かく残業代を分析する人間は少ないと思います。給料明細をよく見ない同僚もいますし。

しかし、信託報酬の実質コストにこだわるインデックス投資家ならば、私の気持ちも分かってもらえるものだと思います(笑)ただ、この熱心さが投資ではなく、このような重箱の隅をつつくような所に向けられるのかは自分でも謎です。

では、また。

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