カントリーリスクと過去の苦い経験

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以前の記事、中国株投信の購入・解約中止!ではカントリーリスクについて書きました。
さて、カントリーリスクとはどのようなリスクを指すのでしょうか?

それでは、三井住友TAMの世界経済インデックスファンドの目論見書から引用してみます。
カントリーリスク

投資対象国・地域において、政治・経済情勢の変化、外国為替規制、資本規制、 税制の変更等の事態が生じた場合、又はそれが予想される場合には、方針に 沿った運用が困難になり、基準価額の下落要因となる可能性があります。また、 新興国への投資は先進国に比べ、上記のリスクが高まる可能性があります。

中国株投信の場合は、上海、深セン両証券取引所で売買停止銘柄が増えたのが原因でした。
私も過去に苦い経験があると書きましたが、私の場合は投資信託ではなくFXでした。
南アフリカランドです。FXをやったことがある方だったら分かると思いますが、南アフリカランドは金利が高いのです。

金利が高い通貨を買って、金利の低い通貨を売るとその金利の差額分がもらえます。
そう、スワップ金利というやつです。

オーストラリアやニュージーランドも金利が高く、国としての安全度も高いです。
その為、当初は金利の低い日本円を売って、ニュージーランドでスワップ運用していました。
しかし、ニュージーランドドルは1万通貨で80万円程します。ところが、南アフリカランドだと10万円程で買えてしまうのです。
(2015年7月現在のレートです。当時の南アフリカランドは16万円程しました)

しかも金利もニュージーランドよりも南アフリカランドの方が高かったのです。
多少のリスクには目をつぶり、南アフリカランドを買ってしまったのです。
いや、一応、南アフリカでワールドカップが開催されるということでしたので、経済的には成長するだろうし、おかしな事にはならないだろうと保険をかけていたつもりだったんですけどね。

そこで起きたのがリーマンショックですよ。すごかったですね。ドル円が目の前で10円下落しましたから。ドルを売りに回ればもうかったんでしょうけど、素人なので買いしかやった事なかったので、眺めているだけでした。
南アフリカランドも当然、下落しました。

ただ、私は慎重派でしたので、レバレッジはかけておりませんでした。レバレッジ1倍。つまり、手数料の安い外貨預金として運用していたのでした。
当然、ロスカット(証拠金が不足してきて勝手に清算されること)にも縁がなく、下落したけどいつかはスワップで取り戻せるだろうとのんきに構えておりました。

ところが…、市況の悪化(流動性の悪化?)により、南アフリカランドの取引は中止される可能性有とのアナウンスが…。あせりましたねぇ〜。スワップで取り戻そうと思っていたのに、精算されてしまったら損失が確定してしまいます。

結果的に取引は中止される事がなかったので、最悪の事態は逃れる事ができました。これが、カントリーリスクかぁ〜としみじみ感じました。たぶん、リスクってのは頭では理解できているんだけど、実際に体験してみないと身につかないと思うんですよ。

前回、SBI証券で500円の積立から始めてみてはどうか?と書いたのは、そういう意味を含んでいます。頭で考えるのも大事だけれど、体感してみようって事なんです。500円失っても痛くないですけど(ただし、悔しさは必ず残りますし勉強になります)、500万円失ったら痛いですから。

ところで、私の南アフリカランド円はどうなったのか気になりますか?
はい、現在も塩漬け中です。いい塩梅に漬かってますよぉ〜(苦笑)もう、8年物かな?
口座も1年に1回くらいしか確認してません(笑)

ただし、スワップの威力ってのはなかなかたいしたもので、あと数年すれば含み損がなくなるのではないかと思います。ただし、これ以上南アフリカランドが下落しなければの話ですが(苦笑)

なお、念の為書いておきますが、私はスワップ運用については肯定も否定もしません。上記の様に含み損を挽回する力があります。ただし、金利差が変わらなければの話。

そう、スワップは金利差によって大きくなったり小さくなったりします。金利差が逆転すると、逆に支払わなければいけません。下落&スワップの支払いのダブルパンチは涙目ものですよ。

というわけで、スワップ運用には市況状況の把握や相場観やタイミングというものが必要になってきます。チャリーン、チャリーンと毎日入金されるのは非常に魅力的なのですが、実は思ったよりもリスキーなんですよ。

私自身はスワップだけを目的にFXをやるのは止めました。高金利通貨は下落する可能性が高いような気がしますし。もし、やるとしたら、なるべくスワップも貰える通貨ペアを円高の時に仕込んでおくくらいですかね。スワップはおまけとして。

さてさて、今回は私の経験談も含めて書きました。南アフリカランドの16円台から9円台への下落はなかなか痛かったですねぇ(苦笑)どれくらいの含み損がでたと思いますか?興味ある方はコメント欄に書き込みしてみてください。反応あるようであれば、また記事にします。

まあ、まだ集客の努力はしていないので、まったく反応ないとは思いますが(苦笑)

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