確定拠出年金制度では不公平感をぜひ改善してもらいたい (その2)

シェアする

前回、確定拠出年金制度では不公平感をぜひ改善してもらいたいの記事を書いた所、katzewaonさんよりコメントを頂きました。コメント欄にて返信はしたものの、もう少し深掘りしたい点がありましたので続きを書くことにしました。

スポンサーリンク
レクタングル(大)

頂いたコメントに対する考え

制度上は会社が拠出できる枠がまだあるはずですよね?
制度がNGではなく会社が…ではありませんか?

(katzewaonさんのコメント一部抜粋)

コメントを頂いてから、制度について再考してみました。

マッチング拠出について

会社の拠出額というのは、見方を変えると給料と見る事ができると思います。対してマッチング拠出というのは、自分のお金から拠出する物であり自助努力の範囲だと思います。

ですが、マッチング拠出は会社の拠出額を超える事ができませんので、給料の額によって自助努力に制限が加わる事を意味します。給料の額の大きな人が大きな税制優遇を受けられ、給料の小さい人は小さな税制優遇しか受けられない。はたしてこれは公平なのでしょうか?

また、マッチング拠出というのは個人型確定拠出年金(iDeCo)加入者からみても不満に思う点が一つあります。それは口座維持手数料を負担していないという点です。同じ自助努力でありながら、企業型DCのマッチング拠出は制度にタダ乗り(フリーライド)していると言えます。はたしてこれは公平なのでしょうか?

いろいろ考えていたら、マッチング拠出という制度が不公平感の元凶であるような気がしてきました。

そして再度、新しい仕組みを提案

マッチング拠出を廃止し、iDeCoに全ての人を加入できるようにする。こうする事によって自助努力は全てiDeCoに一本化する訳です。非常にスッキリした仕組みです。

唯一の懸念点は現在マッチング拠出にて十分な掛け金を拠出する事ができる方からの反対ですが、考えようによってはそんなに悪い話ではありません。

なぜならばiDeCoの場合は加入する金融機関を自分で選択できるからです。以前の個人型確定拠出年金(iDeCoになる前)には低い信託報酬のファンドがあまりありませんでした。ところが昨今の超低コスト競争により低コストファンドの種類が非常に充実してきました。場合によっては企業型DCよりも低コストのファンドが準備されています。

弊社の様に、会社が選択したぼったくりの高コストファンドしかない会社もまだまだ多いでしょう。それが自分で選択できるようになるのです。素晴らしいと思いませんか?(あくまで自助努力分だけですが)

また、前回の提案ではシステム面で実現は難しいところもありましたが、今回の提案ではマッチング拠出を止める(もしくはゼロ円にする)だけなので、非常に簡単に実現できると思うのですがいかがでしょうか?

前回も書きましたが、なるべく公平感を感じられる制度設計にしていただきたいものです。

では、また。

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

シェアする

フォローする

コメント

  1. 匿名 より:

    たしかに、マッチング拠出はなぜあるのかよくわかりませんね。
    おそらく厚生年金基金か何かの、労使折半拠出が根拠になっているのだと思いますが・・・
    選択型というのもありますね、会社の福利厚生の一環ということで自由度のある制度のせいで逆に複雑になってしまってます。
    金融機関との力関係のせいでウ○コみたいな商品から選ばされる場合もあるようですし、自ら出すお金に関しては自分で選べるようになるといいですね。