eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は低コストなバランスファンドだが国内リートの影響が高い事に注意しよう!

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私が積立投資を始めた時に最初に買ったファンドはバランスファンドでした。その後、個別のファンドも買い始めたのですが、バランスファンドはほったらかしにはピッタリですので今も利用しています。

そんな中でeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は信託報酬が年率0.22%(税抜)と低コストで大注目のファンドでもあります。

そこで購入を検討するべく、中身をチェックしてみました。ただし、2017年5月9日設定の為、交付目論見書を見ても詳細はわかりません。また、当然の事ながら運用報告書なども未発表です。

そこで、信託報酬以外は同等と思われるeMAXIS バランス(8資産均等型)でチェックしてみました。

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意外な組入上位銘柄

交付目論見書をみて気がついたのは組入上位銘柄が独特だという事です。以下は2017年2月の上位銘柄になります。

組入上位銘柄 種類 国・地域 比率
SAMSUNG ELECTRONICS CO LTD 株式 韓国 0.4%
トヨタ自動車 株式 日本 0.4%
TENCENT HOLDINGS LTD 株式 香港 0.4%
TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC 株式 台湾 0.4%
10(IN)BRAZIL NTN-F210101 債券 ブラジル 0.3%
BRAZIL-LTN 190101 債券 ブラジル 0.2%
10.5 SOUTH AFRICA 261221 債券 南アフリカ 0.2%
日本ビルファンド投資法人 リート 日本 0.9%
ジャパンリアルエステイト投資法人 リート 日本 0.9%
野村不動産マスターファンド投資法人 リート 日本 0.9%

いかがでしょうか?私は最初、非常な違和感を感じました。日本リートの個別銘柄の比率が非常に高い。また、債券分野が新興国ばかりなのも意味が分かりませんでした。なぜ、先進国の銘柄が入ってこないのか?

これは運用報告書を見る事によってヒントを得る事ができました。

均等配分&銘柄数のマジック

運用報告書を見ると、各アセットでの銘柄数に非常に差がある事がわかります。以下は各アセットで運用している銘柄数です。

ファンド 組入銘柄数
TOPIXマザーファンド 1933銘柄(2016年3月)
新興国株式インデックスマザーファンド 852銘柄(2016年5月)
東証REIT指数マザーファンド 56銘柄(2017年1月)

eMAXIS バランス(8資産均等型)では8つのアセット(国内株式、先進国株式…)を12.5%ずつ均等配分しています。更に各アセット内では時価総額に応じた比率で銘柄が組入れられているはずです。

ここで大きな意味を持ってくるのが銘柄数です。銘柄数が多ければ多い程、組入れられる比率が低くなります。少ない程、組入れられる比率が高くなります。

東証REIT指数マザーファンドではたったの56銘柄しかない為、一つの銘柄が占める比率が高くなってしまうのです。そして各アセット間が均等配分であるが故に、全体での組入上位銘柄のトップ3を独占しています。

まとめ

8資産均等型という言葉の響きは、非常に幅広く分散されていて優秀であるというイメージを与えますが、今まで述べたように国内リートの値動きの影響を受けやすい状況と言えます。

いや、実際に幅広く分散されている訳でデメリットといえる程ではないのかもしれませんが、私自身が感じていたイメージと実際ではギャップがありましたので記事にしてみました。

自分が何に投資しようとしているのか?改めて自分で調べてみるのも大切ですね。

では、また。

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