廃車のゲーム 車の修理代が時価(市場価格)を超えて 前編

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少し前の話になりますが、オカマほられました。世の中には変態が多数生息するようですので念のため書いておきますが、性的な嗜好の事ではないですよ。

車に乗っていたらドン!と後ろからぶつけられました。こちらは停車していた為、過失割合としては100:0となり、私側には非のない状態です。

詳しい方はご存知の事と思いますが、この100:0という割合の場合、こちらの保険会社は賠償の責任が無いので動いてくれません。基本的に自分で対応する必要があります。

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事故の状況と車の状態

前述したとおり後ろからぶつけられました。信号待ちをしていた所でした。相手も低速だったと思われ、それ程強い衝撃という訳ではありませんでした。話を聞くとナビを操作していたそうです。

車の状態ですが、パッと見はたいした事がないように見えました。バンパー傷とリアハッチの軽い凹み。修理をするとなると板金、パテ盛り、塗装で10〜15万円くらいではないかなと予想しました。

相手の方も傷の状態を見て、費用はあまりかからないと思ったのでしょう。保険を使わずに現金で払いますという話になりました。

しかし、家に帰ってリアハッチを開閉すると、閉める時にどこかにあたっている音が聞こえます。見た目には閉まるのですが、警告灯が点灯している所を見ると、どうやら半ドア状態になっているようです。

また、傷だけだと思っていたバンパーですが、サイドの方に段差ができて外れかかっており、下部の方も割れています。この状態だとパテ盛りではなく交換になりそうです。最初に思ったよりも修理費用はかかりそうです。

修理に対するディーラーの見解

相手の方は「直してもらえれば修理代は払います」と言っていました。しかし、直すのにいくらかかるか分かりませんし、直した後に相手の想定する費用と異なっていた場合、払ってもらえなくなる可能性も否定できません。

そこで、修理見積りをもらう為に、ディーラーに車を持ち込みました。担当の営業マンの話を聞くと「リアハッチがきちんと閉まらない状態なので、土台が凹んでいる可能性が大きい。その場合、それを引っ張り出すとなると最低20万円はかかる。また、リアハッチが歪んでいるとうまく直らないので交換になる。その為、更にに費用がかかる可能性がある」というものでした。

…ヤバいな。これがその時の感想です。さて、何がヤバいのでしょう?

私の車ですが、2001年製の1500ccの大衆車です。新車登録してから17年程経過しており、車の価値などほとんど無いはずです。そして、事故の際の修理代は車の価値までしか払ってもらえないのが一般的です。

この辺を営業マンに確認してみました。基本的に車の価値は同年式の同型車の市場価格で決まるようです。しかし、私の車のように中古車情報誌に載っていないような古い車は、新車価格の10%、または10万円が目安だそうです。私の車の新車時の価格は160万円程でしたので、16万円が一つの目安になりそうです。

下取りに出した時の1〜2万円と比較すると、まだマシだとも思えますが苦しい展開が予想されます。修理費用はおそらく高額になるでしょう。そうした場合、相手は保険を使うと言い出すでしょう。その場合、相手の保険会社が市場価格以上の修理代を払ってくれる可能性はほぼゼロです。古い車なので、私も車両保険には入っていません。

唯一の望みは、相手の方が「対物全損時修理差額費用特約」に加入しているかどうかです。この特約は今回のように修理費が時価額を超えた場合に差額を払ってくれる特約です(ただし、30〜50万の上限あり)

いずれにせよ、はっきりした修理見積りがでないと先に進みません。また、相手を納得させる必要があります。そこで、修理が高額になる可能性がある事を相手に伝え、相手側の保険会社にも中に入ってもらう事にしました。

修理見積りと市場価格…結果は経済的全損

相手の保険会社による修理見積りは31万円でした。ディーラーの営業マンが言っていたようにダメージは大きかったようです。さて、それに対し車の市場価格は16万円と査定されました。新車価格の10%というのは本当の話でした。

このように、修理費用が時価(現在の車の価値)を超える場合を全損といいます。壊れて動かなくなった訳ではないので、経済的全損です。

これが何を意味するか?もし、直そうとした場合、31万円の内16万円しか相手の保険会社は払ってくれず、残りの15万円は自分で用意しなければならないという事です。過失割合としては100:0なのに悪夢のような話です。

少々、長くなったので後編に続きます。

廃車のゲーム 車の修理代が時価(市場価格)を超えて 後編
前回の記事では過失割合100:0で衝突され、修理費用が時価(現在の車の価値)を超える全損状態であるという所まで書きました。今回はその続きとな...
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