私の契約している自動車保険の更新が近くなってきました。そこで以前から気になっていた弁護士特約を検討してみました。
今回はそれを知るきっかけから、実際に弁護士特約を付けるまでを書いてみます。
弁護士特約を知ったきっかけ
最初に弁護士特約を知ったのはすぱいくさんのこちらの記事になります。
これから自動車保険に入る人のために、事故でめちゃ苦労した私が、マジで必要な特約を教える
なかなかにヒドイ話です。この記事を読んで分かった事が二つあります。
- 世の中には常識のない人がいる
- こちらに過失が無い場合、自分の加入している保険会社は動いてくれない
しかし、この段階では弁護士特約を付けようとは思いませんでした。理由としては「常識の無い人はいるが、それ程多くはないだろう。また、仮にそういうケースに遭遇した場合は、弁護士に依頼すればいい」と考えたからです。
その後、モッティーさんの記事を読みます。
弁護士費用特約いらない?交通事故慰謝料が2倍になった使い方。
これには驚きました。弁護士特約を使った事で、慰謝料が490万円から1300万円に上がったとあります。こんな事があり得るのかと!
こちらの記事で感じた事、分かった事は
- ケガをした中でいろいろと対応するのは肉体的にも精神的にも困難
- 保険会社の算出する慰謝料を素人が判断するのは不可能
- 対応次第で慰謝料に意外な差がでる
この段階でだいぶ弁護士特約を意識し始めます。しかし、まだ付けません。要は事故を起こさなきゃいいわけだし。
事故は自分に原因がなくても起こる
そしてついに事故が起きます。追突事故です。こちら側の過失はありません。
こちらに過失が無く保険会社が動いてくれない事を実体験しました。今回は相手の方が「対物全損時修理差額費用特約」を付けていてくれて問題は無かったのですが、そうでなければもめそうな案件でした。
そして自動車保険の更新の時期が近づいてきました。だいぶ弁護士特約を付ける方に傾いていたのですが、最後のひと押しとしてTwitterで「弁護士特約を付けるべきか?」とつぶやいてみました。
すると多くの方より「付けた方がよい。私も付けている」というアドバイスをもらいました。その中で個人凍死家テリーさんからの返信が秀逸かつ的確だったのでここで紹介させて頂きます。
つけときな。大した額じゃない。 弁護士費用特約はこちらに非がない一方的被害者で揉めたときに使う。 こういう案件はだいたい相手がクズ。こんなクズの相手を自分でやるほど大変なことはない。なので特約付加で。
これを読んで即断しました(笑)
保険代理店にて自動車保険の更新(弁護士特約も付加)
その後、さっそく保険代理店に出向き、次回の契約から弁護士特約を付けてもらう事にしました。参考までに値段ですが2500円位でした。
弁護士特約の良い所は1台の車に付加すると家族も使える所です。もちろん弁護士特約を使用できるのは自動車事故に限られますが。運転する家族が多かったり、複数台の車がある場合はかなりメリットがあるのではないでしょうか?
ところが弁護士特約がついて無かった…
自動車保険の契約も終了し、契約書の控えを持って家に帰りました。そして、改めて契約書の控えを確認した所、弁護士特約が付加されていないではないですか!これはどうしたことか?
理由は私が条件の違う見積りを何枚か出してもらったせいだと思います。弁護士特約の有無以外にも、人身傷害や代車の有無など数パターン出してもらいました。
そして自分に必要な物を選択して契約した訳ですが、最後にまとめる段階で漏れてしまったと推測します。
途中までは私も確認していたのですが、最後の最後で油断しました。私の要望は相手の営業マンにはしっかり伝わっていたのですが、それを処理する事務員さんには上手く伝わらなかったようです。
さっそく電話をかけ、対処してもらいました。
契約書は必ずチェックしましょう
自動車保険の場合、年齢条件や家族限定などの付帯条件が付くことが多いです。この条件を満たしていないと、せっかく保険に加入していても、いざという時に保険がおりません。それでは保険の意味がありません。
また、特約も同様に多数の特約がありますので、必要な特約が付加されているかの確認が必要です。
自動車保険に限った事ではありませんが、契約書にミスがないか必ずチェックしましょう。自分の身を守るのは自分自身です。
では、また。